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最近読んだ本の話をいつものようにだらだらと。

ラテン文学にはまっていた先月ですけど、
ボルヘスを手に入る限り読んで、
今はガルシア・マルケスの文庫落ちを待っているという状況です。

吉祥寺南口のレアという中古レコード屋の向かいあたりに、興味深そうな古本屋がありまして、マルケスの旧単行本や、ボルヘスの書簡なんかが置いてあってタイムリーで非常に楽しいです。
近くに行った際は立ち寄ってみてください。

(初めて知ったんですけど、
有名らしい「テンガ」がおいてあります。)

あと、西荻の南口を(最近高架下がきれいになりましたね)荻窪側にちょっと行ったところにある、「雨となんたら」っていうレコード屋も面白いらしいです。

南口が熱い!

というわけで、
その西荻南口高架下にある古くない本屋さんで、

 ・拳闘士の休息 (トム・ジョーンズ)
 ・ナンバー9ドリーム (デイヴィッド・ミッチェル)

を購入。
マルケスの全集が高い高い言ってたくせに、
分厚いナンバー9ドリームは5分も悩みませんでした。

イタロ・カルヴィーノの「冬の夜ひとりの旅人が」を
もうすぐ読み終わりそうなので、これらの本が
ブルペンに入っております。

あと机の上の蟻塚で出番を待っている中には
「ナンバー9ドリーム」と同じ新潮社のクレスト・ブックスが多いです。
このシリーズは新鮮な海外の本を広く紹介していてとても頼りになります。
なんとなく気には留めていましたが、
「アンジェラの灰」で決定的にファンになりました。
ミステリーとか、ライトな本ばかり出していた時期もありましたが、
結局一番楽しみにしています。

ソフトカバーなのも読みやすくていいし、
文字の詰めも好みです。
最近の文庫本は文字が大きくて字間行間のバランスが悪く、気をつかってるのかもしれないけど、かえって迷惑です。
そんな正方形読み難いよ。
講談社はとくに考え直してほしいところです。


ガールフレンドの子がぐちゃぐちゃに置いてあった本の中から、
ガルシア・マルケスの短編集を探し当てて持っていきました。
しめしめという感じです。
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以前フアン・ルルフォという作家の「ペドロ・パラモ」を読んでラテン文学に興味を持った者です。
こんにちは。

その後すっかり忘れていたわけですが、ちくま文庫のガルシア・マルケスをなんとなく買って読んだら、これもまたものすごく新鮮で、ラテン文学を再々発見した早秋です。

名作と名高い「百年の孤独」「族長の秋」などが軒並み廃刊で(単行本の全集では手に入るんですが。3000円出せば)、次に読んだのが新潮文庫の「予告された殺人の記録」でした。

今思うとこれが決定打でしたね。
しっかり練られたリアリズムという縦糸に、匂いたつような幻想を横から織り込んで、埃っぽさと残酷さ、めまいのする美しいシーンが描き出されています。おすすめ。
全集の文庫落ちを待ちながら、今はボルヘスをあさり始めました。
ひとりラテンブームです。


話は変わって音楽方面ですが、
ストロークスのジュリアンのソロがそろそろ出てる頃だと思って、新宿のタワレコに行ったんですが、まだ出てなかったみたいです。
もうちょい我慢します。

で、かわりにバトルズの頭脳でありアントニー・ブラクストンの息子であるタイヨンダイ・ブラクストンのソロを買ってきました。
ちょうど良かった。
バトルズからビートを抜いて現代音楽のナベで煮詰めた感じです。
好き嫌いは分かれそう。

世の中は5連休で、ゴールデンウイークにひっかけてシルバーウイークとかポケモンみたいなこと言ってますが、僕は3連休でした。
小型連休です。
くそ。
まったり本読んだりモンスターなんかをハントしたかったんですが。
・・・したけど、もっと休みたかった。
2009年の夏の終わりとともにアナグラリアは解散しました。
ラストライブはたくさんの人が来てくれて、
一番の集客といっても過言ではない感じでした。

http://rinkydink.jugem.jp/?cid=1
上記のライブレインボウのページにレポートがあります。

練習不足がかなり露呈したけど、
テンションあげていきました。
よろしかったです。

ライブハウスの人にはJ-POPっていわれちゃったけどね。
聞きやすい曲を増やしたのがちゃんと評価に表れている、
そういうことです。

このところファンを増やしているカメラマン石川さんに
写真を撮ってもらったので、
3割り増しのかっこいい思い出ができました。

メンバーと来てくれた人のために
地元の神社におまいりにいきたいです。
年末にでも。

ドラムのウノキチを道連れに再スタートです。
ワムバムセンキューマム!
最近久しぶりに西荻の古本屋さんをめぐって、前から読みたいと思っていた夢野久作の「ドグラマグラ」を購入。
さてさてと読み始めたんですが、なんかね、肌に合わないこいつ・・・。

あのー、昭和初期の作品だってことを念頭に入れててもですね、なんだかイライラしてしまう文章が多いです。

たとえば天才博士なる人物が出くるような場面でも、そいつが天才だとはどうしても思えないうちから登場人物のみなさんが
「すごい」
「彼ほどの天才は見たことがない」
みたいに驚いているわけですよ。
読んでいる僕はそいつの天才性が証拠不十分すぎてついていけてない。
イライラ

あとこれはしょうがないのかもしれないけれど、
文中の「科学的証拠」なるものがでてくると、
たいていは似非占い師の弁論程度の証明もおこなわれないまま
またも登場人物がすごいすごい言い出して証明終了となります。
イライラ

あとつまんないたとえ話が延々と続いたりする。

こういう浅いプロットが繰り返し現れると、徐々にぺらぺらと作者の姿が透けて見えるような気がして、うるさくてたまらないんです。

結局上巻だけ我慢して読んで、雑誌ニューヨーカーに掲載された短編傑作選に鞍替えしました。常盤新平訳です。

だれかドグラマグラのことについて有効な反論をしてください。
ゴミ箱に捨てそうです・・・。



最近では他にハックスリーの「すばらしい世界」を読みました。
ジョージ・オーウェルの「1984」と(やや)並ぶくらいの傑作SFですね。

オーウェルのほうは春樹の最新作「1Q84」のタイトルの元ネタであり、デヴィッド・ボウイがかつて音楽で再現しようとして、遺族に拒否されたこともある作品です。
結局それは「ダイアモンドドッグス」になったんですけどね。
「1984」てかっこいい曲が入ってますよね。


あと最近リチャード・ギアのモノマネを練習中。
「ハチー」と棒読みで。
日記の更新も久しぶりですね。

我らがアナグラリア、久しぶりのライブが決まりました。

来る8月30日、下北沢ERAにて。
真昼のライブです!

 Rinky dink studio presents「LIVE RAINBOW」
 チケット:ADV 1000yen / DOOR 1000yen

 11:30 Open / 12:00 Start

 出演バンド
 Pa’s lam system
 アナグラリア
 Fuzz Collection


来ていただける方は事前に連絡があればチケットあげます。
前回のポストとは矛盾しますが、音源も配布いたします。
もらってね。

というのも、今回でアナグラリアは解散するんです。
とても残念だけどね。
自画自賛ですがかなり素敵なバンドでした。

今後の活動はまだまだ未定ですが、
すでに年末にライブの枠だけは決まっているので
なにかはします。
とりあえずトム・ヨークのソロステージを見まくってます。
youtubeで。

いいよねえ。

というあれで、楽器できるひと募集中です。
サンプラーとか操れる人はぜひ使い方教えてください。
歌い方を教えてくれる人も声をかけてください。

じゃあ、寝ますので。
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