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所属するバンドや音楽や本についてのお話です。などなど。
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音楽人生の中で一番大切なバンドのアナグラリア。
結成1年を迎えようとしています。
前身であり、ロープのない空中ブランコであったアナグラリア108時代を含めるともう2年目かな。

ギタリストの菅氏にベースを弾かせて一年でもあります。
上達していくのが嬉しいような申し訳ないような。
そりゃラルクくらい頼まれれば弾きますって。

次のライブははじめての場所。東高円寺です。
気合を入れるために自由平等博愛のリストバンドを購入しました。
で、年末には脇ショーも控えています。
108で出演した時はわずか3曲しかなくて、打ち上げででかい事言っても虚しいだけでしたが。
今度は自信がもてるセットリストで参加できます。
みんなしがらみもあって、いつ終わってしまっても不思議じゃない、
というか、
この歳まで続けていられるのがすごくて呆れてしまうけど。

学生の頃はやりたい音楽はいっぱいあっても
外と交流を持とうとしなくて、曲のストックばかりが増えていったけど。
いまはざっくりしたデモでもいい仕上がりになる。
これって恵まれてるよね。
毎ライブ毎スタジオ大事に骨まで。
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自信満々に持っていったわりに、先行きの怪しいできばえだった新曲ですが、皆様のお力添えによってクールになってきました。
消化しきれずにまた持ち出してきた昔の曲も良い仕上がりです。
これでライブやったら今までとなにか決定的に違う気がします。
でも念には念を入れて音源作っておきたいです。
スタジオに頼めば小奇麗に出来るんだろうけど。
ここはひとつ、どうせすでに道なき道を行っているので、自分たちの好きなように録ろうじゃないですか。

で、レディオヘッドのライブに行ってきましたよ。
夢のようでした、踊りすぎて体中痛いです。
前日行った菅さんは、わりとおふざけありの印象を受けたみたいですが、 2日目はかなりストイックに演奏してました。
おなじみの、というと変だけど、演奏やりなおしみたいのは一切なかったです。
新譜からの曲はおそらく全部演奏したんだけど、印象としては新旧の区別なく全曲今の彼らの技量で、スケールのでかいテイクになっていました。
もともとあまりやらないけど、ファーストの曲は出てくる余地がなかったです。それはクリープを含めてです。

で、もっとも感動したのは、セッティングの時にスタッフがギターとか弾くじゃないですか。それは曲の中で使うセッティングそのままなはずなんだけど(実際どの曲の音かすぐにピンときたけど)、それがすごく普通の、僕たちが出しているような音なんですよ。
でもそれをレディオヘッドが弾くと、まさに彼らにしかありえない特別な音になるわけです。
これは感動せざるをえなかったし、音楽をやるときに機材うんぬん言い訳することは許されないとおもいました。
僕たちもありきたりの安い楽器で、特別な音を出せるんです。
そういうバンドになりたいです。
古巣IV午線を離れ、いまや黒シ蝶のボーカルとして活躍している歌姫、香。2007年に行われたソロライブの映像と貴重なインタビューを収録し、関係者 のみに配られた希少DVDが"Tales of Dream"だ。
メンバーの来歴は海縫駆、IV午線のCDに付けられた解説との重複を避けるために割愛させていただく。

本作は時期的には黒シ蝶の初期にあたるが、ステージで演奏された楽曲は主にIV午線のものだ。解放区の後を継ぎ、ハードロック色を強くしたのがIV午線だが、その音を決定していたのは香の声だったのではないだろうか。本作に収録された解放区時代からの曲を聴くとそんな気がしてくる。
ポップバラードとして歌われていたT.4「冷たい雨」は歌詞どおりの曇天をまとい、T.2「夕立」は体を叩く雨の重さを感じさせる(余談だがdisc2のメニュー画面に使用されている「冷たい雨」のピアノ・ヴァージョンのメロディーと、現在のメロディーを聴き比べると非常に興味深い)。

「冷たい雨」が終わり、ドラムのカウントからなんの予告もなしに演奏される新曲T.5「Tales Of Dream」。MCを信じるならたった1回のスタジオで完成した曲だという。次のステージへ去っていった者への、励ましとノスタルジーを綴った複雑な曲だが、そのメッセージを自分で歌う香の「ねじれ」が、よりいっそう曲に奥行きを与えて、泣いたらいいのか笑ったらいいのか、相反する感情が去来する。即興的にアレンジされた曲にもかかわらず、今回一番凝ったアレンジになっているというのも面白い。これはバラバラな音楽的バックグラウンドをもったメンバーゆえんだろうか。

曲はIV午線のハードな面の結晶T.6「深紅」を経て、このステージ最後の曲となるT.7「空中庭園」へと進んでいく。IV午線時代とくに人気のあった曲だけあって、オーディエンスも盛り上がる。香自身も作曲に関係した曲ということで、この特別な夜を締めるのにこれ以上ふさわしい曲はないだろう。

disc2のインタビューパートについては余計な解説を連ねるのは蛇足だろう。ほとんど貸しきり状態の屋形船で行われたインタビューで、時々観光客向けのアナウンスに言葉を消されながら話す香は、ステージとは違う素朴で真っ直ぐな印象を見る者に残す。照れがあるのか、具体的な言葉を避けながら語られる「Tales Of Dream」に込められた絆の残響に触れたり、スクリーンショットを撮りまくってあなただけの香アルバムを作ったり、各々自由に楽しんでもらいたい。

私も今回この希少アイテムの再発を心待ちにしていたファンの1人だが、ファン心理として、もっともっとという欲が出てきてしまう。今後の未発表曲やスタジオセッションなどの発掘に期待を寄せつつ、筆を置く事にする。

右兵衛大輔 中央線系ロック評論家
韓国のエッチな床屋については何も書いてない当ブログへようこそ!
残念ながら音楽のこと中心にのらりくらりと綴っていますので、
検索ページに戻って「ブログを検索に含めない」にチェックを入れてから
もう一度検索してね。
ボンボヤージュ!!!!

でも音楽が好きならのぞいていってね。

最近買ったCDメモです。


・THE BAND / CAHOOTS
ミュージック・フロム・ビッグピンクでロック史に逃れようのない影響を
与えてしまった彼らの3枚目のスタジオアルバム。
バンド聴いてない人はとにかくまずい。

・THE BYRDS / BALLAD OF EASY RIDER
バーズをサイケロックとして記憶に残しておきたい僕みたいな人は損をしています。
クラレンス・ホワイトがいるっていうだけで騙されて買ったほうがいい。
ロングバージョンといいつつ20秒しか長くないボーナストラック。
ほんとはもっと隠しているに違いない。

・DIRTY PRETTY THINGS / ROMANCE AT SHORT NOTICE
新しめも聴こうと思って迷った末買ったのがこれ。うーん…。
リバティーンズの甘酸っぱさが消えると、ほとんどなにも残らないのね。

・THE WOODEN GLASS(BILLY WOOTEN) / RECORDED LIVE
リターンオブ・ジャズファンクから、グラント・グリーンと一緒にやっていた
ヴァイブ奏者です。最近はこればっかり聴いている。
言葉がないほどかっこいいけど、ボーナストラックは蛇足すぎる。
ほんとにその部分だけCD削りたい。

・IVAN BOOGALOO JOE JONES / SWEETBACK
同じくPヴァインのジャズファンクシリーズから。ギタリストのイヴァン・ジョーンズ。
初めて聴くけど、ねちっこいギターでグルーヴィーなフレーズを弾きます。
ビリー・ウッテンを聴きこんだらこちらに移ります。

・チェ・ヤンナル / エッチな床屋
韓国で話題のちょっとエッチなギターロック。ヤンナル。
なにもないところで如何に楽しく過ごせるか。
そういうところへ足を伸ばしてきました。
そういう場所得意です。

9歳くらいだった頃の話をします。

実家のすぐ近くに小さな古墳があって、そこで毎日遊んでいました。
古墳といっても木は生え放題でカイワレダイコンみたいになってるし、
だれだかわからないけど、物事をきちんと考えない人間の手によって
鳥居と小さな社は建てられちゃうしで、不憫な種類の古墳なんだけど。

ぼくは長い長い夏休みのことを思い出すと、きまってその古墳
(青塚って呼んでいた)の、丸の部分のてっぺんに立つ双子の木が
頭に思い浮かびます。
ご存知のように、前方後円墳はテルテル坊主のような形をしていて、
大抵は頭にあたる丸の部分に故人が祀られています。
僕はいつも祠の真上に当たる小高い丘の双子の木の間に座って、
その日手に入れた木の皮をじっくりほれぼれ眺めているんです。
裏、表、裏と。

青塚にある巨木を見上げると、ささくれのように木の皮が剥けかけていて、
それを棒で叩いたり、下からこずいたりして、できるだけ大きいまま手に入れようと
時間を忘れて収集に励んでいました。
単純に、大きな木の皮ほど「良いもの」で、小さいのは「家来」。
剥げかけた木の皮はそれでもまだ弾力があって、なかなか落ちてこないのです。

そんなこんなで苦労して手に入れた木の皮なんだけど。
件の双子の木のじんめりとした股の間でひとしきり眺め終わると。
20メートルほど離れたところにある電力会社の施設に向かって
手裏剣の要領で力いっぱい投げるのでした。
「チャンプ」も「家来」もなしに全部。
もちろん小さいものから順番に。

これが9歳くらいの僕の夏休みにおける娯楽のありかたでした。
兄弟と遊ぶよりこっちのほうを好んでいました。

ある夏休みの良く晴れた、しかし青塚は相変わらずしめっていた一日。
ぼくの孤独の楽しみに割って入る闖入者が現れました。
しらない場所から来たしらない女の子です。

長いので続く
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